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* 道具・力学:番外編3 天才は幸せか?

番外1:クイズはありません

 天才は果たして幸せだろうか?決して幸せではありませんでした、凡人でよかったね、と思いたいのだが。本当はいったいどちらなのだろうか?確かに野球の天才であれば、金がもうかり、人気もでる。人と同じ努力であっても、より優れた成績を残せる可能性がある。事実、松井やイチローは努力ももちろんすごかったのだったろうが、プロの中でもとりわけ優れた成績を上げ、とりわけ高い報酬と名誉を得たのである。他のプロ選手だって、決して努力が少ないわけではないだろう。遠くの有名人でなくても、自分の近所にも小天才はいろいろいる。例えば英単語や社会の年代を、いとも簡単に覚えてしまう人がいる。学校の試験というのは基本的に記憶力テストであるが、その記憶天才達は少ない努力で優れた成績をとることができ進学も容易である(実際そういう友人を多く見てきた)。昨日の食事すら覚えていない記憶力の悪い私にはとてもうらやましかった。やはり天才たちは幸福なのではないか?

 ところで、幸せとは何だろう?おそらく次のような要素がかかわっているのではないだろうか?「健康に恵まれている」「経済的なゆとりがある」「生きがいを持ち、夢中になるものがある」「信頼でき、心を通わせられる友人をもっている」「相性のよい相手と結婚し明るい家庭を築いている」「成果をだし社会的に評価されている」等々、もちろんこのような要素がなくても幸せな人生はあるだろう。しかし、これらの要素が満たされない場合、たとえば病気がちで、金もなく、家族も無い。生きがいが無く、友人知人も少なく、社会帰属感も薄い。どうだろう、これは現実的にかなりつらい状況になるのではないか?この状況ではよほど強い精神力がないと、やっていけないと感じてしまう。

しかし天才とは、この中の「生きがい」一つさえあれば、強い幸せを感じられる人なのではないかと考える。多くの天才は、病的であり、社会や友人から見放される、もしくは自ら見放す。家族を持たず、孤独であることが多く、金にも困ることが多い。しかし自分の生きがい一つを追い求める才能を有しているのである。そして少なからず、生前には評価されず死後になってようやく評価される。本人はそれで強い幸福感を持てているのである。さて、あなたはどう感じただろうか、天才でなくて良かった?それとも‥

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